ツゲインとロゲインの違いについて。育毛効果はどうなの？

2023年6月7日

塗りミノの中でもツゲインとロゲインはよく知られたブランドです。両方の製品はミノキシジルを主成分としていますが、それぞれに特徴や使い方の違いがあります。今回はツゲインとロゲインの違いを解説し、どちらを選ぶべきかについて考察していきます。

ツゲインとロゲインの違い

ツゲインとロゲインの最も大きな違いは、製造元としてのブランドです。ツゲインはシプラ社によって製造されており、インドの製薬会社として長年の実績を持っています。

一方、ロゲインはファイザー社によって製造されており、アメリカをはじめとする世界各国で広く販売されています。このようなブランドの違いは、信頼性や品質に影響を与える要素となります。

ツゲインはロゲインのジェネリック版

ツゲインは、ミノキシジルを主成分とした育毛剤であり、ロゲインのジェネリックとして知られています。ジェネリックとは、特許期間が切れた後に他のメーカーが同じ成分を使用して製造・販売することを指します。ツゲインは、シプラ社によって製造されており、その効果や品質はロゲインと同等とされています。

濃度は２％、５％、１０％の３種類

ツゲインにはツゲイン２、ツゲイン5、ツゲイン10の３種類の濃度があります。ミノキシジル濃度は２％、５％と１０％と、使用者の個別のニーズに合わせて選ぶことができます。濃度の違いによって、個人の薄毛の程度や育毛効果に対する期待に合わせて選択することが重要です。

ロゲインについて

ロゲインはファイザー社によって製造されている塗りミノです。泡状のフォームタイプと液体タイプの2種類があり、手のひらに適量を取り、頭皮にマッサージしながらなじませます。

濃度は２％と５％の２種類

一方、ロゲインにはロゲイン5とロゲイン2の2種類があります。それぞれ、ミノキシジル濃度は２％と５％とロゲインに比べると濃度は低めです。

ツゲインの方が安くて継続できる

ツゲインのジェネリックとしての特徴は、一般的なロゲインと比較して価格がリーズナブルであることです。ジェネリック製品は、特許が切れた後に他社が製造するため、製造コストが低くなり、それが価格に反映されます。そのため、ツゲインはロゲインと同様の効果を手頃な価格で享受できるという利点があります。

品質はロゲインと同じ

ツゲインがロゲインのジェネリックであるからといって、効果や品質に大きな違いがあるわけではありません。ミノキシジルの濃度や使用方法も基本的には同じであり、薄毛の改善や抜け毛の防止に対して同様の効果が期待できます。

途中でやめるとリバウドする

塗りミノは塗り続けないといけません。途中でやめるとリバウドしてしまうからです。私は過去に見事にリバウンドしました。こちらの記事に詳しくまとめたので、ご参考ください。

ミノキシジルの濃度の違いについて

ミノキシジルは、薄毛や抜け毛の改善に効果があるとされる成分です。このミノキシジルは、一般的に2つの濃度で市販されています。一つは2%濃度の低濃度タイプであり、もう一つは5%以上の濃度の高濃度タイプです。

ミノキシジル濃度２％

低濃度のミノキシジルは、主に女性や初期の薄毛の方に推奨されています。この濃度では、血管拡張作用や毛母細胞の活性化を促す効果があります。それにより、毛根の血流が改善され、健康な髪の成長をサポートすることが期待されます。低濃度のミノキシジルは、一般的に毎日の定期的な使用が推奨されています。

ミノキシジル濃度５％以上

一方、高濃度のミノキシジルは、男性の中等度から重度の薄毛に対して使用されることが多いです。5%濃度のミノキシジルは、毛母細胞への刺激がより強くなり、血流促進効果も高まります。これにより、頭皮の血行が改善され、抜け毛の予防や新しい髪の成長を促進する効果が期待されます。高濃度のミノキシジルも、毎日の定期的な使用が重要です。

ミノキシジルの濃度が高くなるほど、発毛効果が増強されると考えられますが、それに伴って副作用のリスクも高まる可能性があります。したがって、濃度の選択は個人の薄毛の状態やニーズに応じて行われるべきです。医師や専門家との相談を通じて、最適な濃度を選択し、正しい使用方法を守ることが重要です。